我が家の軽キャンパー紹介 キャンプマスターのベッド展開法について(その2 二階部分)
屋根をポップアップさせる
今回は、我が家の軽キャンパー「キャンプマスター」の二階部分のベッド展開法について解説しちゃいます。
前回に触れたように、このクルマ、寝るのには一階より二階の方が圧倒的に快適です。
ベッドが広いし、テントのメッシュ部分から心地よい風が入ってくるし、、、
まぁ、冬はさすがに寒いけどね。
さて二階にベッドを作るためには、まず屋根をポップアップさせねばなりません。
このポップアップルーフというやつが、いかにもキャンピングカーっぽくて好きです。
駐車場でポップアップさせると、とても目立ちます。
確実に多くの人にチラ見されます。
中には、わざわざ近付いて来て露骨にガン見する人も。
最近はもう慣れましたが、目立つ事を、「恥ずかしい」ととらえるか、むしろそれに優越感を覚えるか、、、この辺はおそらく人によりけりでしょう。
自分はその中間ぐらいかな?
話は戻って、ルーフのポップアップのしかたです。
まず、外から四カ所のストッパーを外します。後部は簡単に外れますが、前部はタイヤに足をかけてよじ登るようにしないと上手く外れないのが難点。
お次は、内部のやはり四カ所のストッパーを外し、テント部分が収納されているジッパーを開けます。
これで準備完了。あとは天井の二カ所の取っ手を両手で握って、勢いよく上へ押し上げます。この時、両腕よりむしろ頭頂部で押し上げるとラクに持ち上がります。
それほど力が必要ないので女性でも十分可能です。
するとご覧の通り頭上に広い空間が生まれます。
車内で立ち上がることも十分可能です。
おまけにテント生地を通して明るい光が、メッシュにすると心地よい風が車内に充満するので、車内であることを忘れて、ちょっとした小部屋にいるみたいな錯覚に。
そうです。ポップアップするのは二階をベッドにして寝ることだけが目的では無いのです。
確かにポップアップルーフを備えた軽キャンパーの中には、ポップアップはすれども二階で寝ることは出来ないタイプのものもあるように、私の場合は、ポップアップする事で車内を広く快適にして「移動式アトリエ」として活用する事が多いです。
一人もしくは二人旅なら無理して二階で寝る必要も無いしね。
二階のベッドを展開する
さて、二階部分のベッドを展開してみましょう。
二階の床板は蛇腹式に四分割されて、運転席の上部に収納されています。
これを手前に順番に広げていきます。
床板を持ち上げるのには少々力が要りますが、我が家の例を上げれば、小学生女子でも十分可能です。
床板三枚を展開したところ。最後の四枚目をはめ込むと二階が完全な個室になるのですが、実は我が家ではまだ一度もこれをやったことがありません。
夫婦二人とも小柄な方だし、二階で寝るのは子ども達の方が多いので、床板三枚で十分なのです。
それに夜中にトイレへ行くこともあるので、下へ降りるスペースが確保されていた方が色々と便利です。
もちろん一階に落下するほど寝相が悪い方はご用心ですが、、、
こうして見ると確かに二階の方が広々としています。
ポップアップルーフの中には前後どちらか片方だけがせり上がるタイプのものも多いですが、私はこのように垂直にせり上がるエレベーションルーフを断然お勧めします。
この方が圧迫感が少ないからです。
このキャンプマスター、仕様書によると、ポップアップルーフの高さが業界最大級の約80センチ。
これだけ高さがあると、2階で過ごすのもかなり快適です。
皆さんも軽キャンパー購入の際は、ぜひポップアップルーフを検討してみて下さい。