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2019-11-01

スピリチュアルカウンセラーに自分の前世を霊視してもらった(1)

ヒトは死んだらどうなるの?

突然ですが、質問です。

アナタは前世というものを信じますか?

この手の世界の本によると、死というのは決して「終わり」ではなく、ヒトは誰しも、死んだ後、この世に何度も「生まれ変わり」を繰り返しているらしい。

生まれ変わるたびに、その時の人生の時代背景や国や身分や性別なんかもいろいろ違っていて、たとえば今こうして、令和という時代の日本に生きていたとしても、もしかすると過去にスペイン人として生きた前世もあるかもしれないし、ウガンダ人として生きた前世があるかも知れない。

乞食として生きた時代があったかもしれないし、大金持ちの貴族か商人として生きた時代があったかも知れない。

それじゃあ、なんのために、そんなに何回も生まれ変わる必要があるのか?

…というと、この世は、いわば「魂を磨くための学校」で、各個人に応じたカリキュラムが用意されていて、そのカリキュラムをこなしながら徐々に上の学年に進級し(つまり魂のグレードをアップしていき)、しまいには神や仏の世界に近づいていくことが、何度も生まれ変わって生きることの「究極の目的」である、というのだ。

学校であるからには、この世は決して、楽しいことばかり、ラクなことばかりではない。

人に裏切られたり、愛する人を失ったり、何かに挫折したり・・・

でも、こうした、私たちが人生で直面するさまざま苦難は、実は「自らの魂を向上させるため」に、あらかじめ自分自身が選択したカリキュラムである・・・というのだ。

フムフム、なんとなく納得できるような・・・

「オーラの泉」とスピリチュアルブーム

この手の話をすると、ひと昔前は「あやしい人」とドン引きされたが、江原啓之氏の著書や「オーラの泉」という番組を中心としたスピリチュアルブームというのがあってから、わりとフツーに話題にすることができるようになった。

ここで「オーラの泉」について少し説明しておこう。

「オーラの泉」(正式名称は「国分太一・美輪明宏・江原啓之のオーラの泉」)とは、テレビ朝日で放送していたトーク番組。

2005年から2009年にかけてレギュラー放送され、2000年代後半に起こったスピリチュアルブームの火付け役となった。

 毎回、多彩なゲスト(多くは芸能人)が登場し、国分太一氏が進行役になり、ゲストのオーラや前世、守護霊などを江原啓之氏が霊視し、美輪明宏氏とともにアドバイスをするという形式で、ゲストの素顔や半生に迫るトコロが魅力であった(以上、Wikipediaを参考)。

ところで、この「オーラの泉」という番組は私はとても気に入っていて、毎回のようにテレビにかじりついて見ていた。

そのたびに、

「もし自分にも前世というものがあったら、どんな時代のどの国でどのような生き方をしていたのだろう…」

と、ひとり思いを巡らして楽しんでいたりした。

もし自分にも前世というものがあったとしたら…

私の、今の人生における重要キーワードはさしずめ、「旅」、「芸術」、「テントや車中泊」、「縛られない自由な生き方」・・・といったところなので、これらを総合してみると、

「もしかすると、自分は前世で、ヨーロッパあたりで旅芸人だったかも知れない・・・」と勝手に思い込んでいたりもした。

たしかに、私は今でも、外を歩いていて道脇に適度な空き地を見かけると、

「ここでテントを張ったらどんな感じかな…」

と想像したりする、ヘンな癖があるのだ。

それに、ヨーロッパの街角風景や旅芸人の絵をいっぱい描いているし…

そんなこんなで、ある時、「人の前世を見る」ことができるという特殊な能力を持つ女性にカウンセリングを受ける機会に恵まれた。

私は、密かに胸をドキドキさせながら、指定された日に、指定された場所(東京都内)へ向かったのであった。

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