石粉粘土で造るヘンな人、第二弾(No13〜24)作製レポート
以前、石粉粘土で造るヘンな人シリーズの第一弾12体の制作の様子をレポートしました。
今回は、第二弾(No13〜24)の制作レポートです。
そもそも、ヘンな人っていったい何?という方に少しご説明を。
「ヘンな人シリーズ」は、これまでヨーロッパの町並みを中心に描いてきた奥村ユズルのもう一つの世界。
まるで古代の埴輪(はにわ)か土偶のようなシンプルでプリミティブな形をしたヘンな人物たちをユルく表現したシリーズです。
ところが、最初は二次元の世界にとどまっていたヘンな人たちが、ふとしたことがきっかけで立体化されることに…
最初に4ヶ月で12体のヘンな人が産声を上げ、少し休止した後、以前よりペースは落ちたものの、さらに12体。
結局1年の間で2ダースのヘンな人形が、狭い我がアパートにあふれることになった次第です。
説明はこれぐらいにして、それでは、さっそく行きましょう!
ここで少し休憩。ボルネオ島のヘンな人たちを、これまで造ったヘンな仲間たちとパシャリ!
このヘンな連中を展覧会に並べ、公にデビューさせたのは、2020年の軽井沢追分での個展でした。
…して反響は?と言えば、まずまずのもの。いやむしろ、メインの「ヨーロッパ街道物語」を上回る勢いでした。
次に、地元静岡でデビューを飾ったのは同じ年の年末の静岡県立美術館の個展。
この時は、No1〜24まで、つまり2ダースをすべて展示しました。
これからもまだまだ増殖する予定のヘンな人たち。
…ですが、目下の悩みは、保管場所なんです。
もはや我が狭いアパートの玄関はヘンな人たちであふれて、こんな状態に…トホホ
「早くなんとかしてくれ〜」
家族の悲痛な叫びが聞こえてきます(笑)