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2020-09-11

スペイン アンダルシア地方ドライブ旅行(1)

もうかなり昔のことになりますが、2011年にスペインのアンダルシア地方までレンタカーでドライブ旅行したときの思い出を文章に残そうと思います。

旅のお伴は、妻と3歳の娘、両方の親など総勢6名。

旅のおおよそのルートは以下のようになります。

①マドリッドの空港でレンタカーを借り、7時間かけてイッキにアンダルシア地方まで走る。

②アンダルシア地方のロンダを拠点に、ジブラルタルやカサレスを訪ねる。

③グラナダへ移動して、フラメンコを鑑賞する。

④マドリッドへ戻る途中、ラ・マンチャ地方の風車の村を訪ねる。

それでは、旅の様子をレポートしていきましょう!

断崖絶壁の町、ロンダ

まずは、マドリッドの空港でレンタカー(プジョーの7名乗り)を借り、最初の日に7時間かけてアンダルシア地方のロンダまで走りました。

ロンダはスペインでも私が最も気に入っている町。断崖絶壁の上に白い家々が立ち並ぶ独特な景観です。

写真では、この高度感と広がりを十分伝えきれないのが残念です。

こちらは新市街と旧市街を結ぶヌエボ橋。

この橋から下を見下ろすと、とにかく凄い迫力です。

でも娘は怖くないのか、せっせと小さな石ころを渓谷の下に落として遊んでいました。

おい、オムツが見えてるぞ!

日本から持ってきた「ねるねる」というお気に入りのお菓子でポーズをとっています。

スペインに百均レモンがないのが、何より残念な様子でした。

ロンダには近代闘牛の発端となった歴史的な闘牛場がありました。

残念ながら闘牛は行われていませんでしたが、闘牛士の銅像の前でパチリ!

英領ジブラルタルへ

次の日は、一路イベリア半島の先端を目指しました。

ロンダから約2時間でジブラルタル着。

ジブラルタルの象徴である巨大な岩山(ザ・ロック)が眼前に見えてきたときには、さすがにコーフンしました。

このジブラルタルの町は、実はスペインの中にあって、ここだけが未だにイギリス領。

ジブラルタル海峡を見渡す戦略的な要衝の地として、イギリスが領有し続けています。

でも、かつてはスパイなども暗躍したであろうこの場所、今は人々が免税品を買ったり、海水浴などを楽しむリゾートとなっていました。

さて、いよいよパスポートチェックです。

一応、国境を越えるわけですから…別に悪いコトしてるわけでもないのに、何故かちょっと緊張する瞬間です。

この狭いジブラルタルの町には空港まであって、パスポートチェックをすませた車は、何と滑走路を横断して、町に入ります。

ジブラルタルには赤い電話ボックスや、赤いダブルデッカーまで走っていて、まるでイギリスのロンドンにでもいるような錯覚に襲われます。

狭い町の繁華街を回避して、岩山を一周しました。

この海はジブラルタル海峡。

天気が良ければ、アフリカ大陸が見えるはずでしたが…この日は霞んでいて無理でした。

実は、初めてスペインを訪れたときは、アルヘシラスからフェリーでモロッコに渡り、タンジェの町で数日過ごしたことがあります。

今回は日程の都合でアフリカ大陸に渡ることはできませんでしたが、またいつかこんな旅をやってみたいと思いました。 

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