スペイン アンダルシア地方ドライブ旅行(2)
アンダルシアの白い町、カサレス
ジブラルタルを訪れた後、宿泊しているロンダに戻る途中で、アンダルシアを代表する白い町のひとつカサレスに立ち寄りました。
岩山の上にはアラブ時代の城跡と教会がそびえています。
岩山の古城まで上り、白い町並みを見下ろしました。
青い空を背景に白い家々がモザイクのように重なり合い、目に眩しいほどでした。
こちらは、岩山にそびえるアラブ時代の城跡。
アンダルシアの白い町はどこもこうした城を中心に築かれています。
カサレスの城は、ほとんど壁ぐらいしか残っておらず、「つわものたちの夢のあと」…といった風情でした。
ところで、アンダルシア地方をドライブしていると、こうした白い町や村があちらこちらの丘の上に次々とあらわれます。
観光地として有名なところもあれば、あまり知られてはいない町もありますが、どの町にも中心に城跡や教会があり、その町ごとの歴史があることがうかがえます。
時間に余裕があれば、いつかこうした白い町や村をひとつひとつゆっくり訪ねる旅をしてみたいものです。
ロンダのおすすめの宿
話は変わりますが、今回、ロンダの町で泊まったオスタル(日本で言えば民宿のような家族経営の宿)Hostal Virgen Del Rocío はぜったいおススメです。
町一番のビューポイントであるヌエボ橋まで、徒歩わずか1~2分というロケーションに加えて、朝夕食付きで何とひとりわずか3,500円という破格の安さ(円高ということもありましたが…)。
宿の外のパラソルの下で食べる夕食は実に解放的でした。
おつまみのオリーブ漬けも実に美味しかったです。
アンダルシアのひまわり畑に合わせて、ひまわり柄のワンピースを着た娘もご機嫌です。
この明るさですが、実は時計はもう夜9時をまわっています。
これはまだ前菜です。
ガスパッチョというアンダルシアの名物スープ(冷たいトマトスープ)や魚介類とお米のスープ。
これだけで実はもう満腹に近くなります。
ホテル前の小路で、娘をパチリ。
夜10時をまわった頃、辺りはようやく薄暗くなり、町のネオンが灯り始めました。
私たちはお腹もいっぱいで、もうベッドが恋しくてたまらないのに、スペイン人たちの夜はまだまだ始まったばかりのようです。
夕食後に散歩がてら、ライトアップされたヌエボ橋を見に出かけました。
明日はいよいよこのロンダの町ともお別れです。