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2018-12-11

画家目線で、ヨーロッパの町を勝手にランキング!(1)

ヨーロッパの町は随分あちこち歩きまわった。

若い頃は、お金が無かったので、ホテル代を浮かせるために夜行列車の中で寝たり、駅の構内の固いベンチの上で夜を明かすこともたびたびあった。

メシはほとんどスーパーでの買出し。

パンにハムやチーズを挟んで食べる程度で、洒落たレストランで本場のフランス料理を…な~んてことはユメのまたユメだった。

はじめてヨーロッパに足を踏み入れた時は、おそらく誰もがそうであるように、パリやロンドン、ローマといった超メジャーな都市を駆け足でまわり、テレビや本で見た有名な風景が目の前に広がっていることに子供のようにはしゃいだものだ。

特にオレの場合は、ヨーロッパとの初めての出会いが、シベリア鉄道経由で殺伐としたロシアの大地(その頃はまだソ連だった)を一週間延々と横断してようやくたどり着いた末だけに、その感動もひとしおだった。

ところがその後、何度もかの地に足を運ぶようになってくると、パリやらロンドンやらばかりだと、まるでメインディッシュばかりをたいらげているようで、次第に食傷気味になってくる。

そんな頃だ。ヨーロッパの本当の良さは、大都会よりもむし比較的小規模な町や村にあることがわかってくるのは・・・

ところで、「旅する画家」として世界50ケ国を渡り歩いたこのオレが、画家目線でヨーロッパの町を勝手にランキングして、ベスト5までを選ぶとしたら、いったいどこになるだろうか?

ヒマにまかせてツラツラ考えてみた。

はじめにことわっておくが、オレは中世の町並みがそのまま残っているような古い町が好きだ。

しかも端から端まで歩いてまわれるような、身の丈レベルの小さな町がいい。

もちろん町の中心には広場と教会と市庁舎がなければならない。

可愛いらしい噴水もほしい。

細い石畳の路が迷路のように入り組んでいた方がいい。

もうひとつ、周囲をぐるりと城壁に囲まれており、その上を歩くことができればさらに良い。

このようなビミョーに個人的な趣味で町を選んでみると・・・

う~む・・・ベネチア(イタリア)やベルン(スイス)は確かに素晴らしい町だが、規模が大きすぎる。

だいいち、歩いてまわるのは、ちとシンどい。

そうそう、まずは何といってもドブロブニーク(クロアチア)だ!

「アドリア海の女王」というその名に恥じない優雅な姿。

どこまでも眩しいほど青く広がる、空と海。

真っ白な壁と赤い屋根瓦。

もちろん城壁の上をぐるりと一周できちゃうし、城壁から真下を見れば紺碧のアドリア海、、、というロケーションは実にたまらん。

あぁ~、ホントにためいきが出るほど美しい町だ。

この町にゃ、ユーゴ内戦が終わってまだ間もない頃に出かけたので、壁にはまだ弾痕が残っていた。

裏山の中腹には、爆撃で破壊されたままのロープウェイ駅が無惨な姿で放置されていた。

まるで貴婦人のような美しい町だけに、よりいっそう戦争の爪痕が痛々しく感じられたのだ。

今では、そんな悲惨な過去の歴史を封印して、クロアチア随一の観光地として、世界中からツーリストを呼び集めているらしい。

ドブロブニーク、素晴らしい町だ。ぜひ一度行ってみてほしい。

お次は、やっぱ、チェスキー・クロムロフ(チェコ)あたりか?

いやぁ~、ここも溜め息の出るほど美しい町だ。

大きく湾曲したモルダウ川の両岸にまたがるようにして調和のとれた町並みが広がり、高台にある城からのながめが絶品!

赤い屋根瓦の家々がまるで積み木細工のようだ。

起伏に富んだ町の路地はまるで迷路のように入り組み「あそこの角を曲がると何があるんだろう?」と探究心をくすぐってくれる。

ぶらぶら歩きが、本当に楽しい町だ。

おまけに町の周囲には見渡す限り緑豊かな丘が・・・

まるでボヘミアの森の中に転がっている宝石のような町。

それがチェスキー・クロムロフだ。

ところで、オレはこの町へは、ドイツで借りたレンタカーをかっ飛ばして行ったんだが、ここへ至るまでの道の脇にヒッチハイクしてるおネェちゃんが、数キロおきに一人、また一人・・・といた。

それも、ただのおネェちゃんではない。

超ミニスカだったり、ホットパンツだったり、胸元を大きくはだけていたり・・・と、誰もが一様にミョーに露出度が高いのだ。

そりゃあ!どうせヒッチハイクで、乗せるんだったら、むさ苦しい男より、可愛くセクシーなネェちゃんがいい、、、というのは男心だけど、ありゃあホントにただのヒッチハイカーなんだろうか?

オレは思わず本能的にキキッ~とブレーキを踏みそうになったけど、親が一緒に乗っていたのでやめた。

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