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2018-10-22

キャンピングカーをアトリエにする

一年前に購入した軽キャンピングカー「キャンプマスター」。

 


「日常の足」と「遊びクルマ」を兼用しているが、実際のところ、仕事の方が忙しくて、キャンピングカーとしての出動はそれほど多くはなく、「日常の足8割、遊び2割」といったところだろうか…
 

正直な話し、日常の足として考えると、乗り心地はすこぶる悪い。

もとはただの軽トラなので仕方がない。

 

その軽トラに荷物を満載にして走っているのとほぼ同じ状態なので、スピードは出ないし、ブレーキの効きは良くないし、スプリングときたら最悪である。


道路のわずかな凸凹でも、スピードを出していると身体がびょんびょんジャンプする。
 

いちばん困るのは、雨が降ったあとに、窓を開けて走っていて、カーブなどで車が傾いたとたん、ザザーと屋根の上から水がなだれ込んでくること。

どうやら屋根の上が平らで水が溜まる構造らしい。

 

そんな欠点だらけのクルマであるが、珍しい車だし(1年経ったが、まだ同じ車種に乗っている人に遭遇したことがない)、欠点もまた個性のひとつとして割り切って楽しんでいる。

 

ところで、このクルマ、移動式アトリエとしても活用可能な点が気に入っている。

 

晴れた心地よい日に、公園などの駐車場にクルマを停め、屋根をポップアップすると、開放感抜群の小さなアトリエに早変わり。

 

 

窓から緑を楽しみ、広く開け離れた天窓から入ってくる風を感じながら静かに筆を走らせる。


疲れたら、カセットコンロでお湯を沸かしてコーヒーブレイク。

 

 

そんな贅沢な時間を過ごすことができるので、このキャンプマスターは、「欠点をおぎなってなお余りあるクルマ」といえよう。 


移動式アトリエで描いた絵がコチラ。
 

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