我が家の軽キャンピングカー「キャンプマスター」と「めぐるりアート展」
めぐるりアート展って?
静岡市で毎年開催されている現代アートのイベント「めぐるりアート展」。
今年は、静岡県立美術館など4つの会場で、招待された作家たちのさまざまな現代アートが展示されていた。
ノエルの作品を見る
そのうちのひとつ、静岡市新間という山間部にある中勘助博物館では、旧知の友人ノエルの作品が展示されており、さっそく我が家のキャンピングカー「キャンプマスター」で見に行ってきた。
こちらがその会場。
中勘助がかつて暮らした古い日本家屋に、ノエルの現代アートが妙にマッチングしていて面白かった。
こちらがノエル。
フィリピン人アーティストで、30年近く前に、彼が静岡大学に留学していた際に知り合った。
今では、フィリピンを拠点に国際的に活躍するアーティストだ。
こちらがノエルの作品。
古い廊下に点々と何やらガラスの置物が。
近づいてみるとガラスの中には昆虫が。
ノエルによると、子供時代に田舎の親類の家で目にした、水滴に閉じ込められたら虫をイメージした、とのこと。
また、別の家屋には、指紋をテーマとした作品があり、見学者は自らの指の指紋を薄いガラス板に採取し、自分の名前と日付をノートに書き込むことでノエルのアート作品作りに参加する仕組みになっていた。
キャンピングカーで寝る
その日の夜は、マックで23時まで粘った後、妻と子供たちと、近くの道の駅でキャンピングカーの中で寝る。
家から30分ぐらいの所で、自宅に帰ろうと思えば帰れる距離だが、家族全員の意見は
「ウチで寝るよりキャンピングカーがいい!」
で一致した。
翌朝、目覚めると、コンビニのイートインで朝食を食べて、藤枝の奥の瀬戸谷でのんびり朝風呂を楽しんだ。
こんな楽しみ方ができるのも、キャンピングカーならではのものだ。
翌週もアート三昧
次の週末も、引き続き現代アート三昧。
「めぐるりアート」の東静岡アートandスポーツ広場をぶらぶら。
さまざまなアート作品が、野外展示されており、とっても興味深く、刺激的だった。
移動式アトリエで制作
現代アートにインスパイアされたのか、創作意欲がモリモリと沸いてきた。
さっそく移動式アトリエ(キャンピングカーのこと)を走らせて、山々に囲まれた緑豊かな谷間へ向かう。
屋根をポップアップさせると、心地よい風が車中に入ってきた。
コンロでお湯を沸かしてカップヌードルでヒルメシ。
腹が膨れると、あまり気持ち良かったので、少しうたた寝してしまった。
目覚めた後は、小鳥のさえずりをBGMに、絵を描いた。
のどかな秋の一日でした。